子どもは親を映す鏡というのを痛感

子どもの姿を見ていると、自分達のミニコピーを見せられているという感覚を思い知らされると共に、自分の日ごろの行いについて反省させられます。 ①態度が悪いと思ったら自分もしていた なんて態度だ! と思ったら自分がそんな癖を持っていて、真似ているだけだったという例 これはあるあるだと思います。 子どもがやっているとダメ と自己弁護してしまいがちですが、子どもがやってはいけないのに大人はOKなんてものは酒とたばこくらいにしたいものなので、恐らく大人の自分がやっていても周囲からは良く見えていないのだろうと感じさせられます。 ②口が悪い 口癖や口調は特に周囲の影響を受ける気がします。 友達の間で流行っている言い回しなどはすぐに家に持ち込みますし。 「誰だ、そんなひどい言い方をする奴は!」 それも僕でしたすみません・・・ ③生活態度が悪い ・挨拶ができない ・恥かしがり ・姿勢が悪い ・勉強が嫌い これは昔の僕の生き写しです。 まさにうちの子で間違いない! どうして自分にできていなかったことを自分の子どもに求めるのか どうして自分と同じ行動を真似ているだけなのに怒ってしまうのか 子どもを怒るたびにこの部分が不思議でしょうがありません。 僕が僕を怒っているようなものです・・・ 自分がや…

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僕が子供に嘘をつくなと言わない理由  良い嘘と悪い嘘の話

長女が小学生の中学年になってきて、ちょくちょく嘘をつくようになりました。 それで良く母親とぶつかっていますが、個人的にはこういった嘘については意外と寛大です。 まず、うちの娘のつく嘘 ・悪意はない ・自分を守るためについつい嘘をつく ・聞いた瞬間嘘だと分かるレベル(笑) こういった特徴がありました。 基本的には親の耳に入れると怒られる! じゃあ、どうしよう・・・ という結果の嘘ばかりでした。 ここで僕が考える問題点は 娘が嘘をつく原因が実は自分達親にあるという点です。 親に怒られないための逃避行動が嘘なのです。 それに気づいてから個人的には ・その嘘がどうしていけないと僕が思うか ・その嘘をつくことでのデメリットは何か? この2点に絞って話をするようにしています。 結局のところ嘘をつくことで自分にデメリットがあるからついてはいけないのです。 その先については自分で考えて身に付けるべきものです。 反面、実は僕は娘に 嘘自体がいけないわけでもない という話もしています。(嫁のいないところで) 大人は毎日のように嘘をついています。 ・大して関心の無い話を聞いた時に、心にもない「すごいですね」 ・自分の容姿を気にしている人には「そんなことないですよ」 こういった社交辞令は概ね「嘘」ですよね。 むしろ相手を気遣って嘘をついたり…

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家庭以外での指導に期待をし過ぎないことの重要性

最近は学校に習い事に・・・・ 子どもが様々な環境からの影響を受けるようになってきています。 更に、両親の共働きなどの影響もあり 家庭よりも他の環境で大人と接する時間の方が長いということも起こります。 そうなると 習い事でこういった能力を身につけて欲しい 学校で、ここまで指導して欲しい こういった親の想いが暴走して 従来は家庭で身につけさせていたアレコレを 学校や習い事に押し付けるようになりつつあります。 何か少し日中に問題があると親が学校や習い事にその問題の解決を押し付ける 家庭で何らかの対応ができる部分は無いのでしょうか? 僕の母親は僕が小さい頃友人と取っ組み合いの喧嘩をすれば、僕を引きづってその子の家までお茶菓子を持って謝りにいきました。 そうすると向こうの家族もそれに対して「うちの子も悪いので」とやりとりをして、僕が納得していなかろうと解決してきていました。 でも、今の子ども間のトラブルは学校では担任の先生に仲介してもらおうとしたりしがちです。 うちの長女のトラブルでも、嫁は最初は担任の先生にやり取りを任せ、そのやり取りに納得がいかないとなって、ようやく自分が先方と連絡をとり解決に向けて動き出したのですが・・・ そもそも最初から自分たちで動いた方がスムーズだったのではないかと後で話し合いました。 この時は特に大き…

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